昨年、私の知り合いの旦那さんが自動車整備工場をやっていたので、「つてで頼めば安心だろう」ってことでお願いしたんですが、ここがとんでもないデタラメ整備をする極悪整備工場で、修理直後から修理前の状態に戻るわ(つまり全く直っていない!)、私が「これを換えておいて」ってしつこく言ったのに「必要なかった」って言っていた箇所もボロボロだったし、整備後の調整がいい加減でノッキングのような異音は出るわ、バルブ周りの部品は異常な摩耗をきたすわで、もうむっちゃくちゃ。(=_=#)

 修理直後からエンジンオイル消費が全然直らなかったので、おかしいおかしいとは言い続けていたんですけど、「もう一度見させて下さい」とも言わず、「エンジン交換するしかない」と言い、こう言っていたのも直接連絡してきたわけではなく、知り合いを通じてコメントするだけ。まぁ、ハナっから「おいしいカモが来たからぼったくったれ」くらいにしか思っていなかったんでしょう。本当に悪質です。

 10月に乗鞍へ行った時、登り坂でものすごいノッキング&パワーダウン&白煙、長い下り坂を下った後の尋常ではない量の白煙・・・さすがにもう限界だと感じて、元整備士である親父のつてを頼って修理依頼をすることにしました。

 とりあえず依頼先に車を持ち込んで現状を見てもらったんですが、エンジン音を聞いただけで「あ〜、このエンジン変な音してるし、交換した方がええねぇ」。○| ̄|_ 全国へエンジンの検索をかけたんですが、私が乗っている車にピッタリのエンジンが無く、仕方ないので26万キロも走ったエンジンを再オーバーホールするハメに・・・。(T0T)

○次々に発覚する手抜き修理
 「エンジンそのものは50万キロ使えるよ」って事だったので、オーバーホールすればまだまだ使えるんですけど、昨年修理をした所が無茶苦茶したおかげで大丈夫かどうか少々心配な事態に・・・。

 昨年の修理依頼内容は、オイル消費(おそらくオイル下がり)の修理、エンジンマウントの交換だったんですが、シリンダーヘッドをパカッと開けた時、私がきちんとオイル交換をやっているおかげでやたらきれいなのを見て「ラッキー!儲けた!」とでも思ったんでしょう、横着してバルブシールを交換しただけで修理終了。シリンダーヘッドをバラしてピストンのクリーニングまでやっていたのに、シールの類だけを換えただけでした。何でやねん!(=_=#)

 これが取り外したバルブなんですが、の間にある黒い帯、これが手抜き修理の証拠。つまり、昨年修理をした時にはバルブシールの劣化で左の矢印のところまでカーボンが固着、そこへ新しいバルブシールを取り付けてエンジンを作動させたもんやから新しいバルブシールでカーボンが削れ、写真のような帯が出来たというわけ。

 ディーラーでも話を聞いたんですが、26万キロも走ったような車のバルブシールを交換する時には、カーボンで汚れたバルブをクリーニング(グラインダーでカーボンを削り落とす)のは常識で、こういう事をするのはちょっと考えられないと。しかもバルブ上部についている部品もセット交換するのは当たり前で、今回のようにシールだけ交換するということは無いとのこと。もう無茶苦茶ですわ。実際、バルブ上部についている部品は摩耗して、バルブクリアランスも狂ってたし。

 これもバルブの写真ですが、○の部分、カーボンが盛り上がってはじけていますが、仮に昨年修理をした時にクリーニングをしていたとして、そこから2万キロ程度の走行でここまでカーボンが溜まるとは到底考えられない!要するになーんもしてなかったんですわ、あの極悪業者は・・・。


 手抜き修理はそれだけじゃなくて、カムシャフト〜カムシャフトに駆動力を伝えるギアがあるんですが、ここの間隙を調整していなためにノッキングのような「カリカリ音」が出ていたそうで、カムシャフトにストレスがかかってたんじゃないかなぁと心配になります。

 さて、昨年の冬くらいから走っていてフロアから「ゴトゴト音」が出るようになっていたんですが、私は『サスペンション周りのブッシュの劣化か?』と思って、今回の修理時にも「サスペンションのゴムブッシュ交換&ショックアブソーバー交換&スプリング交換」を依頼していたんですが、原因は写真のエンジンマウントでした・・・。

 エンジンマウントが劣化して、エンジンとトランスミッションの固定がアマくなり、大きく揺れ動いた時にフレームにぶつかって(!)ゴトゴト音が発生していたらしい。だーかーらー私は言うたんです、「エンジンマウント換えてくれ」って。それをあのとんでもない悪徳修理工場は上からエンジンをパッと見ただけで「あっ、大丈夫」と判断した模様。しかも上に付いている2つだけ。実際に劣化が激しかったのは写真に撮ったエンジン下部に付いている、ものすごく作業しにく〜いエンジンマウントで、向こうが透けて見えるくらいボロボロになっていました。(=_=#)

 修理入庫から1ヶ月、もう年末になってようやく一通り修理が終わったと思ったら、写真の赤線の部分からオイル漏れ・・・。(ToT) オイルポンプに圧力が掛かると漏れるようです。パッキンを交換しなければならないので、部品屋さんが閉まってしまった今となってはもう遅く、年越し決定と相成りました。(号泣)

 交換したバルブ&バルブシール、吸気側はまだマシですが排気側はカーボン堆積しまくり・・・だけだったらいいんですけど、しなければいけない調整を全くしていないので、バルブ周囲にカーボンの堆積が有るものと無いものがあります。無いものは「正常動作」でヘッドと接触があるために縁がリング状に光っていますが、無いものはバルブが閉じきっていなかった証拠。要するに圧縮漏れしていたという事で、どうりでパワーダウンしていたわけだ。(=_=#)
 右はシム。表面に書いてある数字が厚み(番数)なんですが、走行距離が多すぎて削れて無くなっていて、余計に手間がかかったらしい。

 追加でお願いしておいたヘッドライトのユニット交換やATオイルパンの清掃等々は全然手が回らなかったので、どうせ待つんだったら徹底的にやってもらおうって事で、年内の完了はあきらめることにしました。

 とまぁ、こんな具合でとんでもないバカでアホで、技術も誠意もない悪徳整備工場に引っ掛かってしまったおかげで今月は撮影に行けませんでした。(T-T) 暖かくて雪が全くと言っていいほど降らなかったのがせめてもの救いです。



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